ベンツSLSの歴史は300SLから始まる

"メルセデスベンツのスーパーカーSLSは、1954年に発表された300SLをモチーフとして製造された車です。石原裕次郎が所有していたということでも知られていますよね。この300SLの歴史を紐解くと、もともとワークスチーム用のプロトタイプレーシングカーとして開発され、W194と呼ばれました。数々のレースで活躍し、特に過酷なレースとして知られているカレラ・パナメリカーナ・メヒコにおける勝利は強い印象を与えました。

当初、300SLの市販化計画はありませんでしたが、アメリカ人の輸入車ディーラーであるマックス・ホフマンが、市販化すれば必ず売れるとの確信から、ベンツ社を説得したと言われています。そして、1954年2月のニューヨーク国際オートショーにおいて300SLは発表され、市販化に至ります。このような歴史を持つ300SLは1963年まで販売されました。それから50年近くの歳月を経て、SLSは誕生しました。300SLの名残を残す、特徴的なロングノーズデザインやガルウイングは、ベンツフアンならずとも、目を引くに十分でした。また、ベンツのチューニング部門であるAGMが製造したということでも注目されました。"

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