ベンツSLSの種類と特徴について

"ドイツの高級自動車メーカー、メルセデスベンツのチューニング部門であるAGMが初めて完全独自開発したスーパーカーがSLSです。かつてベンツが製造販売していた300SLをモチーフとしてデザインされ、ロングノーズがショートデッキの個性的なスタイルが目を引きます。ドアは300SL同様にガルウイングドアが採用されています。

SLSには様々な種類があります。2010年に登場したSLS AMG GT3は、FIA GT3向けのレーシング仕様車です。にニュルブルクリンク耐久シリーズやドバイ24時間レース、さらにはFIA GT1世界選手権とSUPER GTなどに参戦しています。やはり2010年に同情したSLS AMG E-Cellは、SLSの構造をほぼそのまま流用して製造された電気自動車です。リチウムイオン二次電池とモーターで走りますが、性能はガソリンエンジンのSLSに匹敵します。

2011年に登場したロードスターは、11秒で開閉が可能なソフトトップルーフを持つオープンカーです。ボディ剛性を高めるために重量増を余儀なくされましたが、性能をスポイルすることなく、クーペ同様の加速性能を誇ります。SLS AMG GTはベース車両よりもパワーアップし、サスペンションも専用チューニングが施されたバージョンです。SLSの評判が良いのは、このように様々な種類を展開しているのも、この車の特徴と言えるでしょう。"

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